VS 京都

2006年、マリノス開幕戦、行ってまいりました。先週で一気に気分が盛り上がったんで昨日から気になって気になってしょうがなかったですよ。しかも今日のゲームの中で始まるの一番遅いしね、他の試合をネットでチェックしながら仕事してました。いやー、ほんと待ち遠しかった。14時半に会社出て徒歩15分の日産スタジアムへ。
今年の京都はぶっちゃけ選手の名前見てもどんな選手なのかとか全く思い浮かばないし、知ってる名前は元マリノスの田原と福岡にいたよなぁってイメージしかない中払だけ。J2ぶっちぎりだったんだから悪くもないんだろうってぐらいの気持ちでね、むしろ上がってきたチームに弱いマリノスのジンクスの方が心配で・・。先に京都の感想から言うと、パウリーニョはかなり良い選手だと思いました。かなり鋭いドリブルで切れ込んでくるし今日の得点の中で一番きれいだったミドル以外にもやられてておかしくない場面をいくつか作られた。中澤がいなかったらもっとやられてたと思われます。正直、それ以外はあんまり印象には残ってないかね。基本的にマリノスが攻められた場面は自分らのミスなのかマークが甘いとこをつけ込まれてる感じなんで相手がうまいとか速いって訳じゃなかったと思う。先週と同じで一人ひとりのレベルの違いははっきり出てた。それが4−1って結果になったんだと思うし。
それにしてもね、見かけは快勝なんだけど正直全然楽しくなかった。最初の2点はほとんど相手のミス絡みだし、先制してから2点目入るまでこちらから流れを渡してるようなズルズルとした展開が続いちゃって。かなり前掛かりになってるからそれも原因なんだろうけどそれで守備が甘くなるんじゃ本末転倒なんじゃないかと。いくら最終ラインに自信があるからって強い相手にこれじゃ通用しませんよ。例えば来週の鹿島とかさ。3点取って前半終わって後半は修正できるだろうと期待したけど良くなった感じはなくて、五分五分の展開に持ち込まれるのがほんとにイライラした。最初の15分ぐらいルーズボールもほとんど取られてて、怖い所まで持ち込ませないのはこちらの強さだけどその前にこういう展開にさせないで欲しかった。できたはずなのに何が悪かったのか。後半20分に清水と隼磨投入で相手の起点を潰せるようになってようやく中盤が落ち着いて、そのまま良い流れで4点目は取りました。その直後にね、中盤のど真ん中をあまりにも不容易にパウリーニョに突破されて本日最高のミドルシュートを打ち込まれまして。この温い展開だったからこそ意地でも無失点で抑えて欲しかったのに半ば呆れたね。
監督、選手のコメント見たら浮かれてる感じはなくて良かったけど、こういう精神的な甘さはさっさと払拭してほしいわ。優勝狙ってるんだから勝てる相手にきっちり勝つのは当たり前。次節はアウェーで鹿島だし今日の出来だと中盤の主導権取られると思う。ちゃんとやればマジで強いんだからきちんと修正してくれ、頼むから。
それから、松田のオーバーラップ。やるならもっとパスの精度上げてくれ。ちょっとずれるとかなまだしも訳のわからないひどいパスミスが多すぎる。こんなんじゃ全然武器にならないし流れを削ぎかねないんでやりたいなら意志の疎通を図るなりもっともっと考えて練習して下さい。吉田と隼磨の使い分けについてはまだまだこれからだと思う。今は左に偏りがちなとこのバランスを取るために吉田を使ってるんだろうけど相手の左サイドが強い相手には隼磨をぶつけた方が良いだろうしね。久保は2点取ったし守備もがんばってたけどもっと良くなると思う。細かいパスのつなぎをマルケス並にできれば良いんだけどね。奥もまだまだ良くなるはず。マグロンのキープ力が際立ってるけど奥だってできるでしょう。
とにかく来週の鹿島。いきなりだけどここで勝つか負けるかは大きいのでがんばって下さい。鹿島まで行きたい気分だけどさすがに行けないのでテレビで応援します。