愛・地球博

社員旅行で週末に万博へ行ってきました。まあ、なんだ、あれですよ、自己満足。国を挙げて自己満足をやってるようなもんでしたね、率直な感想として。まず一番腹立たしいのが人が集まれば成功とか思ってる主催者。万博にいくらたくさん人が来たって意図が伝わらなきゃはっきり言って失敗ですよ。環境をテーマにしてるって雰囲気なんてどこで感じれば良いのかさっぱりわからん。どこのパビリオンも入場するのに最低60分待ちとかで待たなくても入れる各国のパビリオンは適当な作りで。イエメンなんてすごかったよ。全部露店だもんよ。中のイエメン人、みんな電卓持ってトルコ石の腕輪だのを一所懸命に売ってた。ある意味現地気分を味わえるけどね。インドも歴史習俗とか今のインドの経済状況とかうまく表現してたけど、それが階級やら宗教差別の上に成り立ってる事はどこにも触れてない。現地に行けばなによりも真っ先にわかることですよ。まあそれは環境問題とは関係ないけどこの展示で伝わる事なんてのは一面的なきれい事でしかないでしょ。今の日本人が知るべきなのはそんな事じゃないと思いますけど。
文句ばかり言っておりますが、集合時間が決まってるとかの団体旅行の悪い所が思いっきり出て、実際は全然見てまわってないんだよね。入り時間も遅かったから企業パビリオンの整理券は終わってるし、どこも待ち時間が本当にすごいことになってるから無駄に歩いてまわるしかなくて。個人的に楽しみにしてたサツキとメイの家だけは遠巻きに見て、1日800人限定の中に入れる人を羨ましく思い。ここまで来て中見れないなんて虚しいですよ。そんなこんなでね、今回の万博の目玉的なものは何一つ見てないんで実際つまらないのかどうかなんてわかりません。おれが行った感想はつまらないの一言に尽きるけど。